台湾のニュースで学ぶ中国語《台湾華語》

新聞記事を教材にして、台湾社会の「今・現在」を読みながら、初級者向けの中国語(台湾華語)を学習するブログです。

台北動物園 お婆ちゃんゴリラが脱走

台北動物園で、ゴリラが檻から脱走したというニュースです。

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台北市立動物園猩猩『莎莉』昨逃出圍牆,還一度敲打對面金剛猩猩的玻璃窗,約30分鍾後在保育員圍捕下,主動攀牆回家;黑猩猩逛大街與民爭道,嚇壞不少目擊民眾。
台北市立動物園のゴリラ「サリー」は昨日、塀から逃げ出し、向かいのゴリラの窓ガラスを叩いたりしていたが、およそ30分後、飼育員たちの包囲のもと、自主的に壁を登って戻った。
ゴリラの「ストリート・ハイジャック」は、目撃した多くの市民たちを戦慄させた。)

猩猩」(hēi xīng xing) はゴリラのこと。「大猩猩」という呼び方もするようです。「金剛(猩猩)」というのは「キングコング」などのことで、生物学的なゴリラの呼称ではありません。

還一度」は、一度、一回といった回数を指すわけではないです。「還」があるので、「逃げ出して、"それに加えて" 〜もした」といった意味になります。

逛大街」は、直訳すると「大通りを練り歩く」ですが、慣用的に「大」が付いているだけで、とりたてて大通りを指すわけではないです。
與民爭道」は「民衆と道を争う」。公道を占拠してる抗議デモと警官隊が争うようなイメージです。
「ゴリラがストリートをハイジャックした」というふうに訳してみました。

35歲的莎莉已是阿嬤級的黑猩猩熟悉活動場域;昨天下午1時許,抓著圍牆內垂降的枝條,翻越3公尺圍籬。逃脫後的莎莉還沿著遊客步道『散步』,網友戲稱宛如電影『猩球崛起』翻版
(35歳のサリーは、「おばあちゃん」ゴリラで、自分の活動区域を熟知している。昨日の午後1時過ぎ、彼女は塀の内側に垂れ下がっていた枝を掴んで、3メートルある柵を乗り越えた。
逃亡した後のサリーは、遊歩道を散歩した。ネットではふざけて、まさに映画『猿の惑星』の再現じゃないかと称する声もあった。)

阿嬤」は台湾語で「おばあちゃん」のこと。ちなみに「阿公」が「おじいちゃん」です。台湾では「爺爺」「奶奶」といった呼び方はあまりしません。

」は人間以外の動物に使う代名詞。物品を指す場合は「它」。
「他」、「牠」、「它」いずれも発音は tā です。

網友」(wǎng yǒu) はネット上で知り合った友達のことですが、ここではネット上の人々、日本語でいうところの「ネット民」でしょうか。「網民」という呼び方もあります。

動物園前園長陳寶忠說,黑猩猩挺溫和,只要遊客不去招惹,危險性並不大,不會主動攻擊人
(前園長の陳寶忠さんは言う。ゴリラはとても温厚で、観覧客がちょっかいを出したりさえしなければ、危険性はまったなく、自分から人を襲うようなことはしません。)

只要〜」は「〜さえすれば」。
「只要 A (就) B」(A であれば/をすれば、B になる/である)のように、条件 A とその結果 B を表す構文です。

危險性並不大」(wéi xiǎn xìng bìng bù dà)
否定形なので「大きくない」と日本語にしてしまいそうですが、むしろ「少ない」と訳したほうがいいでしょう。強調の「並」も付いているので「まったくない」ということです。
中国語では、例えば「とても難しい」を「並不容易」のような言い方をすることが多いです。

如果遊客作勢要給東西,結果又不給,就可能激怒牠。
(たとえば観覧客が何かをあげるそぶりをしながら、何もあげなければ、ゴリラを怒らせることがあるかもしれません。)

猩猩智商約7歲小孩,好奇心強,意外找到攀爬點就上演『出場』。
(ゴリラの知能は7歳くらいの人の子供で、好奇心が旺盛です。今回はうっかり壁を登ったら、表舞台に出てしまったのです。)

智商」(zhì shāng) は「智力商數」の略で、知能指数・IQ のこと。

」(xiù) は英語 "Show" の音訳(当て字)。
「找到攀爬點就上演『出場秀』」は「登れるところを見つけたらショーの舞台に登場してしまった」といった意味になります。

他也說,黑猩猩看見工作人員就乖乖回家,因為獸醫和保育員會拿麻醉槍,『黑猩猩知道,再不回去就會吃苦頭。』
(ゴリラは動物園のスタッフたちに気づいて、おとなしく家に帰りました。獣医や飼育員たちが麻酔銃を構えていたので、戻らなければ痛い目を見るとゴリラもわかっていたのです。)

《このニュースの用語》
熟悉 (shú xī / shoú xī) 熟知している、よく知っている
 2種類発音がありますが、台湾では shoú xī です。
戲稱 (xì chēng) ふざけた呼び方をする
宛如 (wǎn rú) まるで〜よう (「好像」と同じ用法です)
翻版 (fān bǎn) コピー、再現版、レプリカ、模造品
去招惹 (qù zhāo rě) ちょっかいを出す、からかう、刺激する
作勢 (zuò shì) 身振り そぶりをする
乖乖 (guāi guāi) 従順、おとなしく従う、いい子にしている
吃苦頭 (chī kǔ tóu) 痛い目を見る、ひどい目にあう

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台北の「迪化街」 試験的に《歩行者天国》を実施

台北市内観光の定番スポットでもある「迪化街」(dí huà jiē)。
縁結びの神様「月下老人」(yuè xià lǎo rén) が祀られている寺院・霞海城隍廟 (xiá hǎi chéng huáng miào) は、日本の旅行ガイドにも必ず載っていて有名だと思います。

この一帯は「大稻埕」(dà dào chéng) と呼ばれ、近くを流れる淡水河の船着場に、各地の産物が荷揚げされ、19世紀末から繁栄した地域です。
戦前からの古い建築が立ち並び、いまではそれらはリノベーションされて、雑貨展やカフェになっています。
また、迪化街は「年貨大街」(旧正月の歳末の大売り出し)でも有名で、その時期はちょうど東京の「アメ横」に似ていると、しばしば比較されます。
今回はその迪化街が「歩行者天国」を試験的に実施するというニュースです。

迪化街改善交通 周日試辦徒步區
(迪化街、交通を改善 日曜日の歩行者天国を試験実施)

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大稻埕迪化街是台灣知名南北貨批發集散地,也是不少日韓觀光客來台必訪景點
台北市交通局昨宣布,9月起每周日上午10時至下午5時,試辦迪化街一段設置行人徒步區,禁止車輛出入及通行。

(大稻埕の迪化街は、台湾でも有数の産物卸し集散地として知られる。また多くの日本・韓国からの観光客にとって必見のスポットでもある。
台北市交通局は昨日、9月から毎週日曜 午前10時から午後5時まで、迪化街一段を試験的に歩行者天国とし、車輌の出入り及び通行を禁止すると公表した。)

景點」 (jǐng diǎn) は「見どころ」。
観光地に限らず、ドラマや映画の「名場面」のことも「景點」と言います。

9月起」は「9月から」。「起」は「從」と同じで、「〜から」という用法。時間的・場所的どちらにも使えます。
「從」と違って後方に付きます。例えば「左から」は「左起」です。どちらかというと書き言葉です。

試辦」(shì bàn) は「試験的に実施」。
「試」は動詞の前につけて「試しにする」と意味になります。
例えば、試食は「試吃」。試着は「試穿」 。

張生萬說,試辦1個月後會向當地居民、店家做問卷調查,再把結果移交給區公所,接著向北市都發局申請人行徒步區,通過後就能成常態徒步區。
(交通局の張生萬 氏は言う、1ヶ月の試行期間の後、地元の住民や店舗にアンケート調査をします。その結果をまず区役所に提出して、そこから台北市歩行者天国の申請、認可が下りれば常設の歩行者天国になります。)

問卷」(wèn juàn) は「アンケート」のこと。「做問卷調查」で「アンケート調査をする」。
「卷」は日本語で言う「〜用紙」に当たります。テストの答案用紙なら「考卷」(kǎo juàn) です。

交通局長張哲揚說明,設置行人徒步區,民眾前往大稻埕逛街、購物不受來往車輛干擾比較舒服,
根據市府過去推動徒步區經驗,大稻埕店家比以前配合度高,但依規定程序仍須經過試辦。

(交通局長の張哲揚 氏はこう説明する。歩行者エリアが設定されれば、大稻埕で散策やショッピングするのに、往来する車にじゃまされず快適になります。
市政府が過去に進めた歩行者天国の経験から言えば、以前よりも大稻埕の商店は連繋がよくなるはずです。それでも規定の手順に則して、まずは試験期間を設けないとなりません。)

逛街」(guàng jiē) は、町歩き、ぶらつく、散策をすること。ショッピングをするという意味も含まれているので、その後にある「購物」(gòu wù) とほぼ同じです。

根據」(gēn jù) は「根拠」。「根據〜」で、〜を根拠にする、〜に基づいて。

配合」(pèi hé) は、協力する、提携するといった意味で、日常的によく使われます。
例えば中国語でメールを書くときでも、最後に「感謝您的配合」(ご協力に感謝します)のような決まり文句としても使えます。

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台湾の学食事情 大学キャンパスに外食チェーン

台湾でも大学が、キャンパス内の学食の経営を外食チェーンなどに委託するケースが増えているという話題です。
師範大学、台湾大学などでは、食堂、カフェ、書店などが一体となった複合施設として運営を大手チェーンに委託。
輔仁大学の学食には、日本食のほか、韓国・タイ・イタリアなど各国の料理が揃う充実ぶり。

大学のキャンパス内への出店は、学生が利用するため安定した収益が見込める反面、夏休み・冬休みの長期休暇になると売り上げが下がるデメリットがあります。それでも、商店街に比べると、大学内は賃料が安いので割りが合うとのこと。

学食がきれいになって、メニューも豊富になることで、学生の満足度は向上するものの、外食チェーンを入れることで、ファーストフードのように栄養が偏って、学生の健康面に及ぼす影響も懸念されています。

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不少大學內的餐廳近年跳脫過往的刻板印象,不再僅供『吃的飽』,主打『燈光美、氣氛佳』,菜單也多元,讓大學餐廳變成美食戰場。
(多くの大学内の学食が、近年、かつてのステレオタイプから脱け出している。ただ「おなかいっぱい食べられる」だけではなく、「照明がきれいで、雰囲気もすてき」をウリにして、メニューも豊富になり、大学の食堂をグルメの激戦区へと変貌させた)

刻板印象」(kè bǎn yìn xiàng) は「板に刻まれたイメージ」ということですが、つまり大半の人が持っている固定観念、ステレオタイプのことです。

吃的飽」は記事原文のままなのですが、正しくは「吃得飽」と書きます。ただ台湾人でも「的」と「得」(および「地」)の書き分け・使い分けができない人は多いので、試験でなければそこまで厳密に書き分けなくてもいいかもしれません。
「吃得飽」は「食べて満腹になることができる」という意味で、似た言い方ですが「吃到飽」(満腹まで食べる=食べ放題)とは違います。

主打」(zhǔ dǎ) は、人気のある・売れそうなものを前面に打ち出すこと。歌手の CD に収録されている曲で、人気のある曲を「主打歌」と言ったりします。

很多人對大學餐廳的印象,停留在多半為自助餐或麵點、便當;但如今許多大學的餐廳裝潢翻新,餐飲也琳琅滿目,不但有各式麵飯、還可吃到異國料理
(多くの人が大学の食堂に対して持っている印象の大半が、セルフサービス式や、菓子パン・弁当といったところで止まっている。しかし今日日、多くの大学の食堂は装いを新たにし、食べ物も飲み物も目移りするほど。麺・飯だけでなく、外国のエスニック料理まで食べることができる。)

自助餐」(zì zhù cān) は、自分でお好みのものを選ぶブッフェ形式のこと。
例えば、コースの決まったパックツアーではなく、自分でホテルや航空券を取る旅行を「自主旅遊」と言います。

琳琅滿目」(lín láng mǎn mù) は、「珍貴なものが見渡す限りある」という意味の成語(四字熟語)です。

擁有3萬多名學生的台大,目前為學生飲食安全出國取經,參訪美國南加州大學和加州大學洛杉磯校區,發現國外校園提供的餐點,並不如想像中都是漢堡、薯條,反而有許多蔬食類選擇,甚至提供全素、半素、內用、外帶及DIY專區等。
(3万人以上の学生を擁する台湾大学は、学生の食の安全のため海外取材し、アメリカの南カリフォルニア大学カリフォルニア州立大学LA校を訪問。海外のキャンパスで提供されている食事は、想像していたようなハンバーガーとフライドポテトといったものとはまったく違って、たくさんの野菜類を選べて、ビーガン食やテイクアウト、DIY まで提供している。)

出國取經」は、海外渡航して先進の技術や知識を仕入れてくることですが、もともとは、インドまで仏教の経典を取りに行く = 取經 (qǔ jīng) ことに由来するそうです。まさに「西遊記」の三蔵法師ですね。

「全素、半素」は、肉などを含まない「素食」のこと。厳格な素食主義者だと、植物性であっても、ニンニクやネギ、ニラなどすら禁忌なので、そういった材料を一切含まないものを「全素」(quán sù) と呼びます。

DIY は "Do It Yourself" の略で「自分の手で作る」ということですが、学食が「DIY 式」だというのは、キッチンがあって自分で料理を作ることなのか、記事からだとよくわかりません。

台大說,例如讓炸薯條不見了、沙拉碗加大、主餐盤從8寸縮減為6寸,漢堡變小等,醬料也用自製的堅果醬和果醬等,飲料則是現打的天然果汁
台湾大学は言う。たとえばフライドポテトはなくし、サラダボウルを大きくして、メインディッシュの皿は8インチから6インチに縮める。ハンバーガーのサイズも小さくする。ジャムも自家製にして、飲料もその場で絞った果汁にする。)

不見了」(bù jiàn le) は、会わない・見えない、ではなく「なくなった」ということ。

鼓勵學生不用托盤,避免取餐過量、減少廚餘、達到省電省水,每天看板都會有當日菜單、食物與營養成分,產地都全面透明化。
(学生にトレイを使わせないようにすることで、盛り付けすぎをなくし、残飯を減らし、電気・水道の節約を達成した。毎日、ディスプレイには、当日のメニューや栄養価、さらに産地までも全て表示する透明化を進めた。)

鼓勵」(gǔ lì) は、奨励すること。落ち込んでいる人を「励ます」というときにも使えます。

避免〜」(bì miǎn) は、「(〜のような事態を)避ける」ということ。
似たような意味に「免得〜/省得〜」がありますが、「得」があるときは、その後ろに必ず対象を付けます。

「連產地」の「」(lián) は強調で、「産地すら」「産地までも」という意味になります。

《このニュースの用語》
菜單 (cài dān) 台湾だと外来語として「メニュー」と言っても通じます
加州 (jiā zhōu) カリフォルニア州
洛杉磯 (luò shān jī)  LA、ロサンゼルス
沙拉 (shā lā) サラダ
漢堡 (hàn bǎo) ハンバーガ
薯條 (shǔ tiáo) フライドポテト
廚餘 (chú yú) 残飯

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台南の中学生が、自転車で台湾一周《環島》を達成

台湾は、日本の九州くらいの大きさなので、比較的短い日数で島を一周できます。
これを「環島」(huán dǎo) と呼び、ここ数年ブームになっています。
電車を乗り継いでも、自動車やスクーターだろうと、島を一周すれば「環島」とは言えるのですが、やはり自転車でするのが「環島」だという印象が強いです。
台湾には世界的に有名な自転車ブランド GIANT (捷安特) があるのですが、この GIANT の会長が数年前、自社の自転車で島を一周する PR をして、ブームを加速させました。

台南の中学生たちが、7月に「環島」を達成した、という話題です。

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台南一中和麻豆國中今年都安排學生騎單車環島,面對高壓又有風險的旅程,學生即期待又怕受傷害,帶隊師長也是『剉咧等』。
(台南一中と麻豆中学はどちらも、今年、学生の自転車島巡りを計画した。重圧に向き合う、危険もある旅路。学生たちには期待もケガの不安もあった。引率教員も「震えがした」。)

「學生即期待又怕受傷害」は、「即 A 又 B」(A でもあり、また B でもある)の構文です。

「剉咧等」は、実は台湾語なので、中国語の発音では読まないようです。
これは「震えて待つ」という意味で、「しくじった」「やってしまった」と思い震える、という表現だそうです。「肝が冷えた」に近いでしょうか。

環島除了挑戰自我體能和意志,麻豆國中安排陪伴育幼院童、淨灘,讓環島行更有意義。
(島巡りは、自分の体力と意志を試す挑戦であるだけでなく、麻豆中学は児童福祉施設の子供と交流したり、砂浜の清掃活動をするなど、島巡りを更に有意義なものにした。)

「除了 A 還 B」(A 以外に、他に B も)の構文が出てきます。

「淨灘」 (jìng tān) は「砂浜の清掃」のこと。砂浜は「沙灘」や「海灘」と言います。

有人稱上世紀末出生的孩子是在溺愛中長大的小王子、小公主,餓不得、累不得、熱不得、凍不得,台南一中和麻豆國中生頂著烈日、迎著風雨踩著踏板前進,向外界證明他們不是溫室的花朵,他們有想法,也有解決問題的能力。
(ある人は、前世紀末生まれの子供たちを、溺愛されて育った小王子・小公女だと称して、空腹に弱く、疲れに弱く、暑さにも寒さにも弱いと言う。台南一中と麻豆中学の生徒たちは、
苛烈な日差しの下でも、風雨に逆らっても、ペダルを踏み続けて前進した。彼らが温室育ちの花ではなく、自分の考えを持ち、問題を解決する力があることを、周囲に対し証明するために。)

ここに出てくる「不得」は、「〜させるのはダメ」「〜させることができない」といった意味。
餓不得(飢えさせてはダメ)、累不得(疲れさせたらダメ)。

「頂著烈日、迎著風雨、踩著踏板」(強い日差しをいただきながら、雨風を受けながら、ペダルを踏みながら)と反復になっている「著」は、動作の継続を表す用法。

麻豆國中前生活教育組長高榮宗6年前迷上鐵馬運動,並領導學生遠征國境之南-墾丁,往返400多公里。
(麻豆中学の前生活教育長だった高 榮宗さんは、6年前に自転車スポーツに魅せられて、学生たちを引率して墾丁まで、往復 400 km 以上を遠征した。)

「迷」の使い方

迷上 (mí shàng) は、〜に夢中になる、魅了される、ハマる、という意味。
「ファン」のことを「迷」と呼び、例えば音楽好きの人のことを「音樂迷」(yīn yuè mí)。
同じように「映画ファン」なら「電影迷」と、いろいろなものの後に「迷」を付けて使えます。

「鐵馬」は自転車のことですが、台湾語由来だそうです。
自転車は呼び方がいろいろあって、標準中国語だと「自行車」なのですが、台湾だと、上記の引用文にも出てくる「單車」や「腳踏車」などがあります。

墾丁 (kěn dīng) は、台湾の南端で、ビーチリゾートとして知られています。

隔年『玩更大』,師生挑戰環島,從學校出發後往南經高屏進入南迴公路,沿台東、花蓮、宜蘭省道北上,再由西半部海岸回到麻豆,花了12天、共騎1100公里完成環島旅程。
(翌年には「もっと楽しもう」と、学生たちと島巡りに挑戦した。学校を出発して南に向かい、高雄・屏東を経て、南回りの国道を進んだ。台東、花蓮、宜蘭と北上、西海岸を経由して麻豆まで戻ってきた。12日間を費やし、1100 km を走破して島巡りの旅程を完遂した。)

「環島」にはもちろん回り方に2方向あって、台湾南部の都市・台南から出発する生徒たちは、まず南端へ向かって、島を東回りで北上しました。
「高屏」は、高雄・屏東の略で、いずれも台南より南にあります。

《このニュースの用語》
騎單車 (qí dān chē) 自転車に乗る。
 「騎」は、自転車やスクーターに「乗る」こと。もともとは「馬に乗る」という動詞です。
安排 (ān pái) 手配する、計画する
面對 (miàn duì) 向き合う、直面する
溺愛 (nì ài) 溺愛する
長大 (zhǎng dà) 成長する、育つ
花朵 (huā duǒ) 花

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